開業後の重大な悩みは目下の生活の糧ではなく、将来の財産形成ができないこと
このブログの読者の方から、
「独立後の収入が全く見込めない時、生活の糧はどうしたか?」
と言う問い合わせがありました。
僕の場合、「どうしているのか?」という進行形の表現ですが。
人により生活の糧は様々であり、何を糧にしているのかは、
独立をした理由に起因するのだと、最近は感じます。
しかし本当に重大な事は、目下の生活の糧ではなく、
自分の財産をいかに形成していくのか?
このままでは財産形成が難しいと、判断しなくてはならないいつかは、
もしかしたらすぐ側なのかもしれません。
僕の生活の糧はヒモになった事
会社員を辞めた後の悩みとして、2つの大きな問題を想定していました。
1つ目の厚い厚い障害は、生活の糧の形成方法。
紹介業者を使用してガンガン顧客獲得する方法も1つですし、
勤務先の顧客をいただく方法も1つ。
また、銀行や支部を周って営業するのも1つの方法。
どの方法を選択するのかは、人それぞれ。
僕は独立するのなら、それらどれでもなく、
HP(またはブログ)といったWebだけの営業と決めていました。
これは先人の方々がそうだから、という理由ではありません。
暗くてネガティブな僕には、そういった方法はマッチしないと分かっていたからです。
ただし、それで生活ができる見込みはなく、まず
食ってくだけの状況になるのは困難。
退職前の会社員の時、独立本やブログを見ていましたが、
ネット媒体の活動のみで食っいくだけになるには、ほんの一握り。
その大きな障害が、独立なんてしないと5年間固く決心させていたのですが、
僕の人生にも変化の時が到来し開業することに。
しかし、全く収入が見込めない(今もあまり変わらない)のに、
一体、生活の糧をどうしよう。。。
なかなか独立する気にならなかった時、
嫁との契約により、僕は養ってもらう事になりました。
日本では男が養ってもらうと、大不評を浴びるのですが、
僕の現在の生活の糧は、嫁から発生する法定果実です。
賛否両論がある方法なのですが、養ってもらう方法も1つの生活の糧です。
生活の糧は独立した理由に起因する
僕の生活の糧は、独立した理由に大きく起因しています。
養ってもらっている!という事に嫌悪を抱く人もいます。
元々開業したい!税理士を仕事をしたい!という思いがあれば、
バンバン外に出て、生活の糧となる方法を実践したのかもしれません。
開業後1年半経過し、少しずつ解消されつつあるものの、
まだまだ日常生活資金の9割は嫁が源泉です。
「37歳の男が嫁のヒモ状態」というと、一般的には最悪の評価がくだることも。
性別問わず、「経済力がなくて情けない。」と思う人も。
今まで開業された先輩方の中には、
開業後の生活の糧がなく、本当に大変な思いをした方も。
また、足を運んで必死で仕事を獲得し、ようやく生活ができるようになった方も。
そういった方々と比べると、甘えが強く、
ヌクヌクしているように映るのかもしれません。
ただし、独立した理由が人それぞれであれば、その後の生活の糧も人それぞれ。
苦労している人を応援したい。
苦労した人の方が印象がいい。
そういう人もいますが、ヒモになる方法も生き伸びる方法です。
しかし将来はもっと、より重大な問題が待ち構えています。
自己財産が形成ができるか見極める
独立後に想定していた大きな問題の2つ目は、
自分固有の財産や将来の蓄積ができない事です。
先日、ようやく普通預金から定期預金へ振り替えた程度で、
富の蓄積は全くできていません。
顧問契約は永続するものではなく、
打ち切りになる事を常日頃考えています。
毎日普通に生活している嫁だって(僕も)、
突然の不慮の事故という危険性も考えられます。
もしかしたら、愛想を尽かされちゃうかも。。。。
脆弱な経済地盤かつ無数に考えられる危険性の状況下、
ある程度の財産形成が可能か否かというと、現段階では明らかです。
養ってもらっている立場であっても、
今さえ良ければいいという思いはありません。
過去や今よりも、将来に重きをなすからこそ、将来の財産形成は大切であり、
一層の不安や悩み、やっぱり就職しようかな感が沸き上がります。
養ってもらいながら、いつまで税理士業を続けるのかといった判断をすべき時は、
自身の財産形成が見込めるかどうか、見極める時だと感じます。
このまま仕事をしていても、一向に自分の蓄積が見込めない!
その時は、ある程度の見極めをすべき判断の時だと感じています。
まとめ
こんな真面目に将来の事を書いていると思いきや、
昨日は自転車用のヘルメットを16,000円(税抜)で購入してしまいました。
そして不注意によりBianchiのクロスバイクを購入した事がバレ、
更にロードバイクの購入を検討している事が発覚してしまい。
日本で有名な歴史上の文学者の方も、
きっと心と言葉、文章は裏腹なのだと感じた8月の終わりでした。
最新の税務記事
2020.08.25新設合併が行われた場合の欠損金の引継ぎ判定について
今日の一言
おかわりください:I’d like a second helping