会計事務所勤務時にやってしまった!生意気な態度と行為。
同じ支部の会計事務所勤務の方々は、
この時期かなりお忙しそうです。
先日も今年はまだ休みが取れない。
という方がチラホラ。
チンタラしているように見えたのか、
僕の会計事務所勤務の時の事を問われました。
そういえば、僕はボスの命令に、
「Yes,sir」などと従う子分ではありませんでした。
改めて口にしたら、そんなこともあったよねー
と思わず談笑してしまいました。
穴空けてファイリングで良くね?
会計事務所勤務に初めて転職した際、
最初の仕事は決算報告書の製本。
申告書+決算書+内訳書+概況
+市県民税申告書+減価償却明細+その他ってやつです。
勤務して2日目で「ええっー」と驚いた事は、
その製本の仕方です。
漫画コミックや単行本のように、
背表紙に専用の糊を付け、
熱製本カバーを使い、熱処理して製本していました。
ええ、人間の手で。
僕のような不器用な人間にとって、
図画工作は正に脅威!
A4用紙がうまくまとまらないから、
熱処理かけて糊が溶けても、
あとからパラパラ数枚が抜け落ちます。
そういえば、銀行勤務時代に決算書を預かる際、
紙縒りで製本された決算書もありました。
熱処理かけて全て製本してから担当者が確認。
今更「ここを直して。」という、
非常に非効率な指導を受けました。
「ええ!だったら製本する前に言えよ。」
と、誰だってそう思いますよね。
そして外から転職してきた僕は、
まだ会計事務所の闇を知らず。
ボスに非常に素直かつ常識的、
及びシンプルな思いを告げます。
「穴空けてファイリングで良くね?」
翌月から、決算報告書の製本は、
穴空けてファイリングという、
然るべき方法に変化しました。
めでたしめでたしとはいかず。。。
従前の悪習を消滅させた僕の言葉は、
多くの批判を浴びたことはいうまでもありません。
今やらなきゃだめですか?
時々、ボスや先輩は、無理な注文をしてきます。
明らかに過多な業務。
経験値に見合わない案件。
去年の見てやって!という育児放棄。
僕がしばしば頭に来たことは、
突然「今すぐやって!」という注文です。
ええ、職員には職員なりのスケジュールがあります。
急ぎの案件は第3者が命令しなくとも、
職員は自ら進んで処理します。
ボス以外の大抵の会計事務所職員は、
進捗管理については優秀だからです。
しかし、明らかに今じゃないだろ。
というオーダーについては、
「それ今やんなきゃダメですか?」
「ボスよ!自分でやってください。」
と、しばしば反論をしていました。
明日で良くね?
あと5分で定時!
僕は残業は基本しない。
さっさと退社する人間でした。
しかし、「今から急いでこれやって!」
「今から返却してきて!」
といった容赦ない要求を浴びたことも。
「もう帰る時間です。明日にしてください。」
ハッキリ言わないと、会計事務所の人間は、
わからない方が多い傾向があります。
決算発表は税理士試験後でいいよね?
最初に転職した事務所では、
担当先のやや大きめの6月決算法人の決算発表が
なぜか7月の末に。。。
ええ、7月末です。
8月初頭に控えた税理士試験の前に、
なぜか7月末です。
薄々なぜ7月末なのか、
その理由に気付きましたが、
1年目は仕方なしに従いました。
しかし、次第に疑念が確信へと変わります。
そこで先輩方を通さず、直接会社さんとお話。
オレ「8月頭に税理士試験がある。
決算発表は8月終わりじゃだめ?」
先方「全然OKよ。7月末と指定したのはあなた方(会計事務所)よ。
いつでもいいわ。税理士試験が大切よ。ファイト!」
嫌がらせは自分の手で克服するが勝ちです。
まとめ
多かれ少なかれ、会計事務所勤務の方は、
同じような経験をされていたようです。
もう昔の事ですが、自分で話していて、
思わず笑ってしまいました。
僕も生意気だったから、
今は謝罪をしたい思いで一杯です。
あんな生意気をしてしまったから、
いつか天罰を喰らわないか、ヒヤヒヤしています。