画像は写真じゃない。写真は体温がある写真として現像しておこう
スマートフォンが誕生してから断然便利になった事が、写真という画像の保存。
大学1年の時、写メールが誕生した事も革新的な事件でしたが、
スマホのカメラと写真って、デジカメにとって代わりました。
そしてクラウドストレージによる保存により、わざわざ現像する必要もありません。
画像で全く十分であり便利便利。
画像はいつでもどこでも懐かしんで見れますし。
なんせ、いちいちお金かけて現像しても、写真を置く場所が必要です。
ええ、もう写真なんてスマホ画像だけて結構!
って、思っていましたが、ここ2,3年程でそんな考えも変わりました。
なんでもかんでもクラウドからの賃貸借では、思い出もくそもありません。
大切な人生の思い出は、画像ではなく「写真」として手元に置いておく方が、格段に温かい。
画像は綺麗だけど冷たい
8月の旅行から帰国後、アイフォンのクラウドストレージの50GBの容量に限界が。
ええ、原因は5月、8月のい1か月間の旅行の膨大な画像、そして今までの旅行の画像の蓄積です。
まあ、200GBにしても400円なんで、そんな気にもしませんが、
10年前くらいから遡ってみていたら、ある事に気づきました。
なんと画像がきれいな事かと。
僕の機種は、なんとも贅沢にもiPhoneXS maxの為、画像はとても美しい。
だから昔の画像もとっても鮮明。
いつ見ても鮮明で美しい画像。
確かにそれがスマホ画像やクラウドストレージでの保存の大きな利点ですが、
同時に大きな欠点でもあるのだと感じます。
ええ、画像を見ていても、全く温度感が伝わらず無機質な媒体に思えます。
10年も前の画像が摩耗する事もなく、綺麗な状態で残っていたら、
不自然極まりありませんよね。
理由は簡単で、それが写真ではなく画像だからです。
PCやテレビの画面と同様の画像です。
電子媒体の画像は冷たく、体温が感じられません。
何の為に写真を残す?
僕は旅行中、パシャパシャ写真を撮ります。
ええ、同じ風景でも方向を変えて何回も。
街並みであれば、時間帯や天候を変えて、いろいろな表情を撮っています。
ブログに投稿する為に撮る。
トップ画像にする為に撮る。
という事は事実ですが、写真に収める理由はそれだけではありません。
一時の日常や生活を残しておきたいと考えるからです。
昔よく使っていたコロンの匂いを嗅ぐと、ワッと当時の状況が脳内に広がる事ってありますよね?
ええ、僕は中学の頃、「アレフ」というシリーズを使っていました。
また、チューボーの時に付き合っていた子が、「資生堂ヌーブ」のコロンを使っていた為、
時々その匂いを嗅いでは、中学の時を思い出していました。
ええ、中学の男が考える事なんて、どうせああいうことばっかり。
とても爽やかとは言えなかった青春を思い出します。
(今はもう持っていません。)
写真も同様で、当時の写真を見返すと、ワッとその時の状況を思い出します。
また、自分が見た風景やその時感じた思いが脳内に広がったり。
しかし、温度や匂いを感じる事がない画像からでは、
そんな思いがワっと脳内に充満する事がありません。
きっと不自然な保存状態である画像ではダメなんですね。
写真を現像してアルバムに残す
かなりペーパーが好きな僕は、お気に入りの写真を現像しています。
豪華ではありませんが、アルバムに残しています。
本棚の場所は確かに必要ですし、場所も取ります。
非経済的であり、環境にも良くないのかも。
いずれ捨てるのかもしれなし、万が一、独り身になってしまったら、寂しいだけかも。
でも、見開きで広がる写真は画質こそ敵いませんが、画像なんかよりも断然温度があります。
3年前に現像したものは、やはり少なからず朽ちています。
しかし、写真を手にとって触り、写真をマジマジ見る事は、
電子媒体よりも圧倒的に人間の脳の海馬を刺激します。
ふわーっと広がる当時の思い出が、やっぱり好きです。
3回告白して3回フラれた子と写っている大学のサークルの写真を見ると、
一目でその時お泣きした光景が。。。
嫁と初めて出会った時の、新宿のフラッグの写真は、ドキドキしていた気持ちが。。。
初めて台湾に行ったときの、13年前の台湾の写真は、当時の僕の自暴自棄の思いが。。。
思い出として写真を残すなら、現像しましょう。
美しいものであれば、なおさら現像しましょう。
大切な人との思い出は、絶対に現像しましょう。
まとめ
写真は今や場所をとることなく保存できます。
きれいだし、いつでもどこでも見れるし、共有もできるし。
本当に便利です。
でも、お気に入りのの写真、大切な人との思いでは、
ぜひ現像して手元に置いておくことをお薦めします。
格段に温度が異なります。
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