開業2年目の葛藤。沢山仕事したい×新たな人に出会う×ゆったり仕事したい×張り詰めたくない

ブログからのお問い合わせについて

令和2年分の所得税確定申告の受付は、

昨年12月31日を以て終了しました。

お問い合わせいただき、ありがとうございました。

 

なお、世の中の状況を鑑み、当面の間、

対面式個別税務相談を現在中止しております。

個別相談は、オンライン又はメールのみです。

 

また、資料お預かりや確定申告のご説明等も原則、

対面によらずオンラインのみで実施します。

 

医療に従事できない僕ができることは、

出来る限りの接触を避ける事だけです。

 

このような時だからこそ、ご理解をお願いいたします。

 

今日のブログ

今年に入り、確定申告の資料がドカドカ運ばれてきました。

 

「(自転車に乗りたいので)早めにご用意ください。」とお願いすると、

新規の方でも、新年早々から準備してくれました。

 

昨年12月中旬は、今年の確定申告は仕事を頑張ろうと思っていました。が。。

しかし、人間そう簡単に変わる事はできません。

 

嫁さんは、「稼げよ。(ポンコツ)」

と荒波を立ててくるのですが、

僕はやはり、張り詰める事は避ける方針に。。無理は免疫力さげるしね。

 

できるだけ対応したかった理由は、

お金を稼ぎたいという安直な理由ではありません。

 

新しい人と出会うと、新鮮な気持ちでワクワク仕事をする事ができ、

真っ白な状態から仕上げていく事が楽しいからです。

 

 

 真っ新な状態は楽しい

会社員の時、確定申告が嫌いかどうかというと、僕は割と好きでした。

 

一番好きだった時期は、会計事務勤務1年目の確定申告。

そして、2先目の事務所で初めての確定申告。

 

会計事務に従事して所得税の確定申告を処理する場合、

当然ですが、「何をどやって処理するのか」指導なんてありません。

 

事務所にもよりますが、基本的に「自分で考えてね!」でした。

僕はその方針が、100%悪いとは当時から思っていません。

(逆に僕は、手取り足取りよりも仕事をしやすかったのですが。。。)

 

しかし初めての場合、単純な事業や不動産でも気を遣います。

 

「えーい、やあ!」と仕事をしていた僕ですが、

過去の資料から、過年度の処理や履歴、背景や状況、数字について、

自分で紐解いてから進捗していたつもりです。

 

そして初めてに触れる事は、やはりワクワクして楽しい。

初めての人と出会えば出会うほど、そのワクワク感は増していきます。

 

真っ新な状態から何をする事は、仕事に関わらず楽しいものです。

 

 慣れは退屈に陥っていく

しかし2年目からは、年1回の確定申告も慣れます。

初めての時の新鮮な思いはありませんでした。僕は。

 

単純な処理は早くなっていきました。

退職前の4年間の確定申告時期は、申告時期であっても、

僕は17時30分で退社し、ほぼ残業をしていません。

 

同時にますます仕事が退屈でつまらなくなっていきました。

申告時期に関わらず、毎月の法人の決算等についても同様だったかもしれません。

 

その退屈こそが、税理士の仕事がつまらなく感じた根本でした。

 

一応は開業3年目を迎える予定でいますが、

また同様に退屈を感じる危険性がある自分がいます。

 

 せっかくだからゆったり仕事を。。

今年は少し頑張って、昨年の2倍請け負ってみました。

自分の中ではまだ許容量の範囲内ですが。。。

 

しかし、昨年のリピーターの方や顧問先の方もあり、

全てが新規先というわけでもありません。

 

もっと沢山引き受けて、

全くゼロからの新しい人と出会ばいいのです。

許容量があるのなら、少しの期間、

土日やプライベートを削減すればいいのですが。

 

実際は多くのフリーの方は、仕事納めをしつつ、

年末年始は何かしら仕事をしていた人も多いようです。

(僕はバカ正直に遊んでいましたが。。。)

 

自分で定めた休日でも、100%休む事はあまりないと聞きます。

そして僕は、何かあっても休めるように仕事をする方針をとりました。

 

 年間を通して新鮮な空気に触れる機会を作る

引き受ける範囲を制限した分、

新鮮な空気に触れる機会も制限されました。

また、新鮮な空気から派生する可能性も閉ざされました。

 

マンネリや退屈を避けるためには、

年間を通して新鮮な空気や新しい出会いを生み出す必要があります。

という事に、アホな僕は今更気づきました。

 

ええ、きっと多くの税理士さんは、既に知っているんでしょう。

僕は開業初年度遊んでいたので、

あらゆる事が1年遅れかもしれません。

 

許容量とそのリスクをどう考えていくのか、

本当は開業1年目に捉える必要性があったのですが。

 

4月からは3年目なのに、やっていることは開業2年目そのもの。

でも張り詰めて仕事をする事は、やはり自分には合いません。

 

低速コース、ゆったり仕事をする方針を変えることなく、

年間を通して新しい空気に触れる事が3年目の大きな課題です。

 

 まとめ

年収が大きくもないくせに、仕事を調整する事は、

このご時世にワガママな事だと実感しています。

 

ただ、できるかどうかわからない量を引き受けても。。。

張り詰めてやっても。。。

 

賛否はあると思うのですが、

正直な思いは変える事が出来ません。

 

だから1人で仕事をするって、多くの量をこなせないなあと。

つまらないものだなあ。

 

年間を通して新鮮な風に触れる事ができないのであれば、

僕はその時の事をしばしば考えています。

 

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