主夫的税理士生活。家庭内で論破してはいけない理由。
先日ある営業電話を受けた際、
勢いよく手厚いマシンガントークを受けました。
世間では、いわゆる論破と言われるものです。
この論破という手法はしばしばネットでも目にし、
僕の嫁さんも喧嘩するとその傾向にあります。
論破という文言がいつ登場したのかわかりませんが、
何となくその意味合いは理解できます。
プライベートで論破する事は、
相手に嫌われようが個人の自由です。
(論破は男性に多いと聞きます。)
しかし、家庭内において論破をする事はもっての外です。
男性は嫁さんを論破してはいけません。
論破する人は必ずいる
学校等の不特定多数の方が集合する場所では、
必ず論破する人が出現します。
ええ、かなりの確率で生息しています。
最悪なシチュエーションは、
職場で論破する人間がいることです。
僕は個人的に、プライベートで論破する人間とは関わりません。
論破は頭が良さそうで、スマートな人間に見えてカッコイイ。
僕も職場やプライベートで対外的に論破する人間と接し、
確かに一見、頭の回転が速いかのようにも感じました。
実際、そうなのかもしれません。
わーっと言葉を放出されると、
はい、わかりました。と、圧倒されるからです。
しかし論破する人間と接して共通すると思えることは、
相手の話を聞かないこと。
そして建設的な議論を避けることです。
論破する人は人の話を聞かない
僕の家庭では、ゴミ出しは僕の仕事です。
しかし、僕も自分の仕事をしている時がある。
アパートなので、ゴミは収集スペースに24時間捨てれます。
時々、交換せず溢れるゴミ袋にストレスを感じます。
オレ(主夫)「なぜゴミが溜まったらゴミを交換しない?」
嫁(管理職)「ある程度溜まったら捨てればいい。」
オレ(主夫)「溢れたらその都度、交換してゴミ出しすればいいじゃない。」
嫁(管理職)「時間が無いし面倒くさい。あなたがやって。」
オレ(主夫)「袋を締めて袋交換すれば、1分もかからないでしょ。」
嫁(管理職)「あなたの方が予定があっても時間が自由だし、外出も家にいる事も自由に設定可能。」
嫁(管理職)「ゴミが溢れるのが嫌な方がやればいい。」
嫁(管理職)「担税力も私が高い。その方が理にかなってます。はい、論破!。」
だから管理職って嫌なんです。
僕の場合は一般的な家庭内と真逆ですが、
家庭内で男性は絶対に妻を論破してはいけません。
論破する人間は議論が面倒くさい
論破はスマートです。
一読すると、嫁さんの意見が正当のような印象です。
しかし、これでは議論の余地がありませんし、
相手の話を全く聞いていません。
僕はゴミが溢れたら交換して出しましょうと問うています。
根底に存する「交換が面倒くさい」といった根源を、
論破という手法で誤魔化しているに過ぎません。
だから主夫(主婦)はイライラしてしまいます。
ええ、家庭内で相手の話を聞かず、
建設的な議論を避ける論破はいけません。
議論を避ける理由は明確で、面倒くさいからです。
だからあたかも正当化して論破で誤魔化しています。
ええ、面倒くさいが相手に伝わる事はよくありません。
論破する人間は格好よくなどなく、
スマートでもなく、相手から嫌われます。
家庭内に関わらず、友人間や職場でも、
論破する人間になることはやめましょう。
まとめ
僕はよく嫁さんに注意しますが、
職場でも論破する人間は確実にいます。
ええ、論破では部下はついてこないし、
同僚からの信頼も得られない。
あたかも正当のように錯覚しているのは本人だけであり、
大抵の周囲は冷静です。
論破はスマートでもなんでもありません。
論破はやめましょう。