金融機関に就職して良かった。同期がいて本当に良かった。17年経って今更その事実に気付く。

昨晩は15年ぶりに金融機関の同期会へ参加。

ガッツリ○○会に参加するのは、退職以来17年ぶり。

 

税理士になるため会計事務所に転職したので、

金融機関には2年半しか勤務していません。

 

しかし、17年経てようやく自分は恵まれていたと感じます。

大切なことは当時は気付きません。

 

自分自身が然るべき時期にならないと気付きませんし、

然るべき時期に気付ければいいのだと感じます。

 

 

さっそく恋蜜みかんさんへ。

静岡にいた時は気付きませんでしたが、

静岡のみかんって、凄く美味しいですよ。

 

17年ぶりに同期会に参加

昨日は税理士法人の副所長に就任した金融機関の同期にお祝いを渡すべく、

17年ぶりに同期会に参加しました。

 

(ほぼ)25歳で退職して以来、

たまたま遭遇することや飲みに行くことがあったものの、

がっつりと対面したのは17年ぶり。

 

僕の中の同期の姿形は、22歳、23歳当時のイメージですので、

随分体型が変化した方も。

 

本当に不思議ですが、女性は殆ど変化がなく、

年齢を重ねても仕事をしている女性は、

お肌も潤いがあり、なぜか年をとりません。

 

女性の顧問先を見ていても同様の事を思います。

 

20代の頃よりも、

むしろ40代の今の方が綺麗に見える女性の同期も。

 

一方、男性は見た目の変化がスゴイですよね。

 

えっ!と思うくらいに体重が落ちている人。

シルバーヘアになっていた人。

太って顔の大きさが2倍になっている人。

 

フリーランスとして開業した人。

同期で最も早く支店長になった人。

本部の役職になった人。

 

同期の半分以上は転職しており、

そして僕は自分が堂々とオカマとして開業税理士になり、

それなりにも仕事をしているのですが。

 

22歳で就職した際、こんな時が到来するなんて、

まさか思いもしていませんでした。

 

僕は特段、饒舌に話したり歌うわけではありませんが、

他人の人生を俯瞰して話を聞いて居ると、

17年という月日の流れをしみじみ感じます。

 

時間とは何とも平等なのだなあと。

17年経っても、当時を鮮明に覚えているのですよね。

 

僕は積極的に仲良くしていたわけではありませんが、

やはり社会人1年目の同期とは、

17年経っても自分にとって特別な存在なのでしょうね。

 

この17年間、直接会う事は殆ど無かったものの、

時々飲みに行った時に「〇〇が役職になった。」という話を聞いた時、

自分にとって、それは大きな励みになったものです。

 

僕も税理士試験はダメだった年もありますし、

職場で孤立した時もありますし、

開業して順風満帆なことはありませんでした。

 

今でも日々、悩むことがあります。

日々の業務や、仕事の方向性に悩みます。

 

最盛期を去った自分の脳みその衰えも感じます。

 

そういう時は、他人の頑張りが自分にとっての奨励になるのですよね。

だから社会人1年目の同期という存在は、特別なのでしょうね。

 

結果論でしかありませんが、

金融機関に就職して、本当に良かったと感じます。

 

大切なことは後から気付く

開業してもうすぐ丸6年になります。

22歳の頃に支店長に罵倒されたことを思い出すのです。

 

今でいうパワハラ?なのですが、

当時の支店長から言われたことは、今でもよく覚えています。

 

どうして君(オレ)は、お客様のことをよく見ないんだ!

と大声で怒鳴られる日々が続いたものです。

 

煩いなあ。と当時は思いましたが、

今はその意味がよくわかるのです。

 

お客様のことをよく見る。ということは、

単に姿形を見るだけではないのですよね。

 

実はこの帰省と共に、

静岡のゲイの方と個別税務相談をしました。

 

個別税務相談で注意していることは、

状況に応じて、相手の家族構成やこれまでの経歴、

そして想定している将来像を聞き出すことです。

 

どんな個別税務相談であっても、

その見えない背景を把握できなければ、

無数にある選択の中から、

打倒な解を導き出すことができないからです。

 

だから例え不要になったとしても、

相手の見えない背景を俯瞰できるようにして、

個別税務相談に望んでいます。

 

あの頃支店長が怒鳴っていたお客様のことをよく見るとは、

僕はそういうことだと認識しています。

 

その時に注意されても、???と思うことがあります。

その時は幼過ぎて、注意されている意味がわからないのです。

 

しかし、徐々に年齢を重ねて然るべき状況になれば、

その意味がわかる時が到来するのでしょうね。

 

会計事務所勤務の時のボスは、

説明する時は絵にしろ!と口うるさかったのです。

 

説明をわざわざ図や絵にするのですよね。

適格合併の条件を、絵で表現させるのです。

 

そして僕は今、顧客に説明する際は、

可能な限り、図と絵を交えて表現することが多いです。

 

面倒ですが、絵を自分で書いて説明しています。

 

ボスが口うるさく言う、口頭や文章ではなく、

絵(具体的に目に見える姿)で表現する重要性を知っているからです。

 

自分が100%反芻できていないと、

絵で表現することって、できないのですよね。

 

そういうことは、うるさく言われた時はわかりません。

 

しかし、いずれ分かる時が来るのだから、

自分の中で温めておくべきでしょうね。

 

そういう意味では、新卒の職場も同じなのです。

 

いろいろ嫌なこともありましたが、

大切なことを沢山教えてもらったのです。

 

2年半しか勤務していませんが、

会計事務所勤務の時よりも、

圧倒的に様々なことを覚えているのですよね。

 

初めて社会人になった時の職場ですので、

今の自分の基礎となったことには間違いありません。

 

僕はよく役所等へ電話をする際、

「私、滋賀県草津市の税理士遠藤隆介と申します。」と告げます。

 

これは当時、僕の教育係りだったテラーの女性が、

内線をかけるマナーの姿を練習としてみせてくれた際、

「私、〇〇支店の〇〇と申します。」というその時の姿が、

そのまま今も僕の電話をする時の姿になっています。

 

そういうことは、後になってから気付くのですよね。

 

新入社員研修の時、人事部からは、

「もしも退職することになっても、または県外へ引っ越しても、

 その場所の信用金庫を利用しましょう。」

と最初に言われたことを覚えています。

 

だから引っ越した滋賀県でも、

滋賀中央信用金庫を利用しています。

 

2年半しか勤務していませんが、

非常に恵まれていたのだと、今更になって気付いてます。

 

今何ら困ることなく、1人で税理士業ができるのは、

新卒で就職した金融機関に起因する部分が多いのでしょうね。

 

そういうことに退職後17年経って今更気付いています。

 

まとめ

明日は火曜水曜に父の通夜と葬儀があるため、

水曜まで静岡にいることにしました。

 

資料を持参しているため、

明日はコワーキングで1日記帳代行を進めます。

 

今月は法人決算3社ありましたが、

先週までに申告を済ませておいて正解でした。

 

これもお客様のご協力があったからこそです。

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