せどりや転売の本来の面白さは金儲けじゃない

コロナウイルスアウトブレイクの最中、

あと1週間もすると、マスクの転売が禁止されるようです。

 

マスクといい、トイレットペーパーといい、

今年に入ってから、転売を行う人への風当たり突然強くなりました。

 

原因は明快ですが。。。。

しかし、問題ある転売の行う人は一部であり、

全ての転売者に問題があるわけではありません。

 

僕のお客様にも、いわゆるせどりを行う方がおり、

皆それなりに自分なりの楽しみ方の観点をもっています。

 

そして僕自身も、転売を行うおもしろみは、

何となく理解しているつもりです。

 

当然ですがその面白みとは、

儲けを出したり、消費税の還付を受けるといった税務的な事ではありません。

 

思いもよらないものに価値が発見されること、

自分の価値観ではゴミだったものが、

世界で大きな付加価値がある事に気付かされることです。

 

 

 

古いガラクタに価値が

台湾の田舎のとある風景。

 

台北や高雄、台中、台南といった都会ではなく、

花蓮や台東といった、自然豊かな東部でもありません。

 

日本の古い置物や人形、看板は、

非常に価値があり、欲しがる人が多いようです。(聞いた話ですが。。。)

 

日本風のお店は非常に人気があり、

そういったお店では、日本のモダンな物よりも、

レトロな製品を装飾品としている光景をよく目にします。

 

そういった物に目を付け、価値あるもの、

世界で求められているのものに目をつけ、

転売を行う人も多いようです。

ゴミ同然のものにも価値がある

台中観光では誰もが訪問するであろうお店の空箱や袋です。

 

 

 

ゴミ同然なのですが、実はこんなものを欲しがる方も沢山います。

まだ僕の家には箱だの紙袋がワンサカ。。。

 

日本とは異なり、非常にオシャレ(派手)なデザインが、

女性には人気です。

 

自分ではゴミだと思っているものも、

価値があると判断される方もいます。

要らない文具にも価値がある

会社員の時に台湾に行ったとき、

毎回購入していた台湾に文具。

 

元々は会社員の時に仕事を華やかにしたかったので、

台湾の付箋やシールを、お土産屋さんではなく、

現地の方が行く文房具屋さんで買っていました。

 

当時は嫁に毎週手紙を書いていたので、

シールやテープ、ポストカードもワンサカ買っていました。

 

こんなものも、いいお値段で欲しがる方もいます。

(まだまだワンサカあるよ。。。)

 

 

 

今はもう殆ど使用していません。

嫁に手紙を書くこともないので、

台湾のシールやポストカードも、眠ったままです。

 

以前興味があり、ちょっと売りに出したら、

それなりの金額で売却されました。

(勿論ですが、社会通念上の金額です。)

 

こんなのが、価値があるんだなーと不思議に感じました。

せどりや転売の本来の面白さ

せどりや転売は、確かに面白いものです。

 

自分にはゴミ同然、価値が無いものと感じても、

第3者にとっては、大きな宝であることも。。。

 

そしてそれを業としている方、副業としている方は、

自分なりの価値判断を定め、何に価値を見出すか?

楽しんでいる方も沢山います。

 

自分を試す意味合いも兼ねている為、

その面白さには理解できます。

 

それが本来のせどりや転売の面白みだと、

僕は先日教わりました。

 

だからこそ、国や世界の有事ともいえる時に、

マスクなどを出品する事は、もはやせどり、転売といった部類ではないでしょう。

 

たまたま粗利を稼いだとしても、

なんの嬉しさも感じられません。

 

どうせせどりや転売のするのであれば、

粗利かせぎ、消費税還付とは異なった価値を見出したいものです。

まとめ

昨日は僕の地元のとなりの市の議員さんが、

マスクを転売したという全国ニュースが。。。

 

何となくがっかり感があり、僕が感じている

転売やせどりの本来の面白みを書いてみました。

 

資本主義経済、〇〇の自由だからいいじゃん!

としばしば聞かれますが、

資本主義や〇〇の自由の前提には、節度というものが存在します。

 

今日の一言

what goes through your mind:どんなことを思い浮かべますか?

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です