僕が経験したこんな採用面接は嫌だ!オンライン面接では違和感とウソを見抜け。
コロナウイルスの影響により、対面式だった面接がオンライン化に。
僕も大学3年の夏以降、就職活動をしていましたが、
名古屋や東京、横浜に足を延ばすと、交通費がかさみました。
高速バス使って経費削減するか、新幹線を使って時間削減するか?
基本的にお金がない学生にとって、大きな悩みです。
面接や説明会の為、遠距離の移動時間や交通費を考慮すると、
非常に有意義な採用活動だと感じます。
しかし、就職活動で最も注意すべき事項は、
オンライン上では、その会社の真意や実情、内情がわからない事。
実際に入社しないとわからない事が殆どですが、
企業内での面接、説明会、会社訪問で見えてくる部分もかなりあります。
僕も学生時代に普通に就職活動して、2回転職活動をしました。
その中ではっきりしている事は、就職活動で感じた違和感は正解の確率が高く、
違和感を感じた時、一歩立ち止まって考える事が必要です。
企業の人事担当者は親切な神様ではない
大学生3年の夏、まだ就職活動初頭の時、会社の人事部や採用担当の人って、
きっと神のような存在で、親切で優しい人ばかりだと思っていました。
当時多くのアルバイトを経験していましたが、
今でいうブラックアルバイトを経験した事は1度もなく。
単発や長期のアルバイトに関わらず、僕はアルバイト先の人間にも恵まれ、
有意義なアルバイト生活を送っていました。
会社の人事や面接官は嘘などつかない、皆いい人ばかりに違いない、
と、世間知らずの僕は信じていました。
しかし会社の人事も面接官も人間であり、好き好きがあり、感情があり、
当然ですが、常日頃機嫌がいいわけではありません。
僕が新卒で就職した地元の銀行では、面接で変な違和感はなく、
会社訪問をしても、特段嫌な雰囲気はありませんでした。
確か30社はいかないまでも、20社程度は受けたと思いますが、
その中で何んとなく、嫌な感じがしなかったので入社をしました。
(そりゃ支店の人間関係の様々な事情は、どの会社でもあるでしょうよ。)
しかし、世の中にはそうではない会社も沢山あり、
面接の段階からおかしな会社も存在します。
意地悪なやり方をする大人もいる
関東までとある企業の面接に行った時、
面接内の電気がわざわざ薄暗く、面接官が岩のような塊で動かない面接がありました。
そしてぐさりと突き刺さる、個人的な言葉を投げかけてきます。
世間を知らない僕は、もう怖いったりゃありゃしない。
面接後、たまたま一緒に面接が終了した人との帰り道、
いわゆる圧迫面接だったことが発覚。
人と人とが巡り合う場で、圧迫をする必要性は全くまりませんし、
採用面接の場で、ストレス耐性を図る事はふさわしくありません。
また、名古屋で受けた少数の面接兼説明会では、衝撃の出来事が。
たまたま最前列に座っていた僕は、なぜか採用担当の司会者?から、
「こういうような人間は採用しようとは思わない。」
と発せられ、僕がおどけるのならまだしも、その場の僕以外の学生は凍りつきました。
これは本当の話で、今でもなぜ僕がそう言われたのかわかりません。
そして帰り道、僕は見ず知らずの学生から、なぜか励まされます。
僕の学生時代は、圧迫面接を跳ね返す精神力が必要と言われました。
それも採用活動の一部であると。。。
しかし、それは間違いであり、採用という学生が不利な状況下で、
わざわざ意地悪をする必要性や理由は全くありません。
なぜなら、採用に至らなかったとしても、
不採用の学生は、1人のお客様である事には変わりありません。
そして目上や目下の人間といった関係に関わらず、
一方的に発せられた言葉を受けとった相手が、一体どう感じるのか?
気分がわるくなるような意地悪なやり方をする企業は、絶対にお断りしましょう。
オンライン上でも、じっくりと観察しておく必要があります。
入社前にウソつく会社も
募集の段階と入社後の条件の違いはよくあります。
新卒の銀行ではこれといた目立った事はありませんでしたが、
転職した会計事務所では多々ありました。
・年間の休日が100日以下であること
・残業はあまりない、定時上がり
・実はみんな仲が悪いこと
・入社してから車が必要と言われたこと
面接の段階で質問しても、採用者が嘘をつくのであれば、嘘の回避はできません。
「車必要です」といった、あまりにも目に余る嘘や条件の相違がある場合、
入社自体を考えた方がいい場合があります。
採用といった重要な場面で、大きな嘘をつく勤務先は、
その他のいざこざがある点においても、グラグラとはぐらかす傾向にあります。
社内の空気に違和感を感じたらじっくり考えよう
オンライン採用で懸念されている事は、企業内の雰囲気がわからない事。
内情や実情は実際の入社までわかりませんが、
10社以上企業に足を運ぶと、自然と会社のカラーや雰囲気がわかります。
いくつか経験していると、違和感を感じる会社も中にはあります。
顧客や取引先、また僕がいる空間で、社員を罵倒していたり。。。
当時の事ですが、罵倒するだけでは人間は育たず、
指導をするにもそれなりに適した状況があるはずです。
就職活動中、真っ白な状態で実際の社会の中に入った時、
必ず違和感を感じる会社とそうでない会社があります。
何となくですが、会社内の乱れた空気や不穏な空気というのは、
外の人間はシビアに感じ取ります。
真っ白な学生であればあるほど、その能力は長けているはずです。
オンライン採用活動では、実際に訪問しない事が殆どですが、
違和感を感じた場合には、じっくり判断する必要があります。
まとめ
この年になってわかることは、面接なんて言葉の投げかけ合い、
悪く言うと、言葉の騙し合いなのかもしれません。
全てをバカ正直にさらけ出す事も必要ないし、
かといって、わざわざ意地悪する必要もないし。
ただし、自分が直感的に感じた違和感は、
大抵の場合、正解である可能性が高くあります。
ちなみに、人前で「君のような人間は採用しない。」と言われた企業からは、
後日、「次の面接の日程ですが。。。」と電話がありました。
あんな事言われたら、学生の俺だっていい気しないでしょうよ。
面接なんて2度と行くわけないし、
一生、その企業の製品やサービスを購入する事はしまい!と誓いました。
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