メール相談やオンライン相談は対面式相談よりも難しい。
少し前にも書きましたが、5月は単発契約や税務相談が比較的ありました。
別に10件も20件もあったわけじゃないんだけどさ。
事情により止めていたメール相談を3月末から復活。
またwebを通した記帳指導等を行う開業サポートをアップしたところ、
ポチポチ問い合わせがありました。
今までほぼ対面で行っていた事をweb上に切り替える事に、
抵抗が無かったと言えば嘘になります。
webを通したやり取りでは、自分の力不足や悩んだ事が多々あります。
今日は、web上相談等について、僕が最近モンモンと悩んでいた事を投稿しておきます。
ちょっとした相談は無料で普通
税金関係のちょっとした相談にお金がかかるというと、
「えっ!そんな事でお金がかかるの?」
という反響は、僕が思うよりも一般的のようです。
僕も10年程前は、そんな事で金とるのか?と感じていた時も。
しかし、今はそうは思わないし、自分が言われる立場になった時、
なぜボランティアをしなくてはいけないのか?と、生意気にも感じます。
意外にも、いきなり電話がかかってきて、「〇〇について聞きたいんですけどー」
という問い合わせは未だにあります。
世の中には、専門家にちょっとした事を無料で相談できるサイトが沢山。
〇〇ドットコムとか、〇〇ドクターとか。。。
即答できるあらゆる事について金銭を要求する事が、
本当に正しいのかどうかわかりません。
ただ、飲食店等で「ちょっと無料で味見させて!」
といった行為は、僕はしたくもないし、されたくもありません。
オンライン相談は対面よりも難しい
確定申告時に、メール相談を一度止めました。
時間的な事もあったのですが、それだけではありません。
お金を支払う事、より正確に回答する為には、
「これは直接対面して相談した方がいいのでは?」
「シビアな判断が必要で、実際に資料を見て聞かないと何とも」
といった内容がしばしばありました。
オンラインを利用した相談は確かに便利で、今後も増やしていきたいと思いますが、
対面してじっくり相談した方がベターな内容も必ず存在します。
当然ですが、僕の力不足な部分もあります。
ただ、web上での相談には、内容によっては限界があると感じました。
先月はオンライン会議やメール、その他の有名な電子媒体のツールで相談を行いました。
僕にとって最も難易度が高いツールはメール相談であり、
文章で受けて文章(+イラストや絵)で答える事は、難しいなあと。
何でも口に出して聞くことができる対面、またオンライン会議って本当に便利。
しかし、言葉を発する事ができないだけで、ぐっとその難易度が上がりました。
与えられた情報だけで、依頼主の意向を全て正確に把握する事って、
社会人になって以降、僕は行ってこなかったのです。
そういう機会があったのかもしてませんが、
意識していなかったのかもしれません。
僕から依頼者へ問い合わせる時に、どこまで相手の立場になって考える事ができるかが、
正確な意向や必要不可欠な情報を引き出す鍵となりますが。。。
何件か行いましたが、文章化している最中、
やや依頼主の意向とズレてないか?と書きながら感じた事も。。。
一旦書き終えてみて、本当にこういう事を相談したかったのか?
と疑問に感じて、全て書き直してみたり。。。
相手が見えない分、依頼主の正確な意向を捉える事が難しく感じます。
ただ、そこをこちらからの問いかけで引き出す事が、
腕を振るう部分かもしれません。
メール相談は、翌日すぐに問い合わせの回答する方も沢山いますが、
今の僕にはまだ即答は無理なレベルだと実感します。
ここは大いに改善すべき点であり、難度が高い点だと知りました。
ネットの情報と回答が一緒
税務相談には「ちょっとした質問」もあり、
ネットを検索すれば、答えや方向性が見つかる相談内容も。
また、僕の回答も、それらとほぼ同様の場合もありました。
そんな時、「これでお金をいただいていいのか?」としばしば悩む事が。
どう考えても他の回答が見つからず、一般的な回答になってしまったり。。。
そんな時は、わざわざ問い合わせもらってお金をもらう事がいたたまれなく。
ただ、あるお客様から言われた事に、例えネットと同様の情報であっても、
専門家からの回答と0円の情報では、圧倒的にその重みが異なると言われました。
そういえば、数年前体調が悪くて病院に通っていた時に同様の事が。
体調不良の原因をネットで調べてましたが、お者さんから言われる
「かくかくしかじか、それくらいじゃ人間死にません、ヘーキヘーキ」
といった言葉の方が、圧倒的に安心感がありました。
例えネットに溢れる情報と同様になってしまっても、
決して卑下する必要はないものの、責任感が重大であるのだと感じます。
まとめ
とはいうものの、メール相談はじっくりと考える事ができる良さがあります。
相談の方法は沢山あるので、それぞれのツール独特の難しさにまだ慣れていません。
対面式、メール、チャットワーク、ZOOM、slack、スカイプ等、
どの媒体を使用しても、ネットの情報よりも重みがあるんでしょう。
今後もっと、上手くふるまえるように努力する所存です。
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