web税務相談の限界。ZOOMに偏らず対面式とweb媒体のバランスを考慮。
昨日はZOOMで税務相談。
年末が近くなった影響か、個別相談が増えてきました。
個別相談や経理サポートを実施する際、対面式でもweb媒体に関わらず、
相談に答えるのではなく、自分が知っている事を相手に伝えるよう意識しています。
今年は仕事の仕方の大きな転換期と言われており、
対面は今後なくなるだとうと言われていた時もありました。
ただ、web媒体で相手に伝えるには、それなりに限界があると感じます。
とりわけ伝える内容にボリュームがある場合、
web媒体で行うよりも直接会う方法の方が、圧倒的に優れている事があります。
web媒体全て完結には限界がある
初心者や経験値が浅い方に伝える場合に注視している事は、
「何がわからないのかわからない」といった状態から抜け出してもらうことです。
僕は割とアホな人間なので、「わからない事がわからない」という、
不安定な状態が痛いほどよくわかります。
上下左右から複数の情報を提示し、押し出すような形にして、
わからない事がわからない部屋から抜けてもらうよう努めています。
何となくフワッとでいいので、イメージを掴んでもらうように。
特に初心者の多くの方が経理をする場合、イメージできずに???となる傾向がありますが、
一度フワッと想像できると、意外にもサクサクと自分で進めています。
なるべくイメージしやすい情報を提供しているつもりですが、
時にその提示する情報量が多くなる事もあり、
相手の温度を把握できないweb媒体では、やや限界を感じる事があります。
(僕の技術が足りないだけかもしれません。)
そんな時は、直接対面してアレコレ話して指摘して、
直接顔を合わせ、直に答えた方が伝わるのではと実感しています。
web媒体が常に優れているわけではない
昨日の税務相談では、自分の中で多くの反省点がありました。
2時間の予定が2時間45分になってしまい、
まだ本当は補足したい事項があったのですが。
さすがに3時間となると、お互いに疲労してしまい、
長時間はできるだけさけていますが。。。
時間配分にはいつも気を配っていますが、
自分が伝えるべき事が、コンパクトさ欠如していた事が要因です。
また、当初から直接対面した方が、
より伝えやすかったのかと反省しています。
オンラインでも資料等の共有が可能ですが、アレコレをガサガサ何たらこうたら示したい、
拝見したいというのであれば、やはり実際に対面する他ありません。
コロナウイルスにより、新しい生活や仕事のスタイルの順応が求められる中、
対面式は可能な限り避けるべき事なのでしょう。
しかし、web媒体が常に優れている、あらゆる場合に適切な手段かというと、
そういうわけでもありません。
相手のレベルや背景や状況、また伝える情報量によって、
対面で行うかwebで完結するのか、即座に見極めるべきだと実感しています。
要するに食物と同様で、状況に応じたバランスの問題なんだと気付きました。
今後は対面とwebをバランスよく
3月以降は県内や県外問わず、個別相談や経理サポートを、
ほぼ9割をZOOMやチャットワークで行いました。
当初は緊張してしまい、何となく懸念していましたが、
何でもチャレンジしてるのもいいなと実感。
今どき常識的なツールであり、利用するとリモートは確実に便利便利。
withコロナの時代には、積極的に使うべきなのでしょう。
ただし、今後はwebと対面のどちらが望ましいのか?
相手の状況や希望を鑑みて、そのバランスをもう一度考えたいと思います。
今どきの方法だからといって、
ZOOM等のweb媒体だけがスマートではないはずです。
アレコレ動作の必要があり、相手の反応を見極めるのであれば、
ここは対面にしましょうと、提案すべき状況もあるのでしょう。
先日、自転車のパンク修理方法やタイヤの取外方法を、
動画やweb媒体で自転車の作業を調べていましたが、結局よくわからず。。
よくわからない原因は言うまでもなく、
イメージができない事が要因です。
その後、直接人間から指導を受けたら即座に理解でき、
同様の事が税務相談でもあるはずだと確信しました。
イメージのしやすさというと、
僕は直接対面の方が優れていると実感しています。
コロナ時代だから、リモート推進の時代だからいって、
僕自身がweb媒体に捕らわれていました。
特に初心者や経験値が浅いの方に対しては、
対面式でじっくりの方が、お互いに優れた方法なのかもしれません。
4月以降オンライン商品を拡充しましたが、
もう一度、初心に戻って再構築していく所存です。
まとめ
僕が開業後、初めての仕事はHPからの個別相談でした。
また、税務相談をZOOMで提供したのは今年の3月。
今では当初程の緊張はありませんが、必ず不意打ち攻撃をしかけられるので、
それなりの緊張感がもって行っています。
様々な意味で毎回勉強になり、どちらかといえば、
僕の方が学ばせていただいている気がします。
金額以上の時間を提供できるよう、再構築していく予定です。
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