巷のフリーランスや独立に関する書籍から学ぶ
今年に入りフリーランスに関する書籍を数冊読みました。
元々僕はそういった自己啓発本や、他人の成功論や失敗論に関する本には興味がありません。
成功者の結果論に過ぎないからです。
全てにおいて失敗して無一文になり、現在まで生きてるっていうものは聞きませんしね。
しかし、そういった固定観念こそよろしくないということも承知しています。
なので自分の中の概念は捨て、フリーランスや税理士独立に関する書籍を読むようにしました。
自分の中ではかなり大きな心境の変化です。
それらを読んで気づいたことをお話しします。
各書籍に共通した事項
各書籍については語りません。
思ったことはやはり人それぞれなんだと思いました。
参考になったことは本当にたくさんあります。
その中で、税理士事務所を始めるにあたって共通してあげられていた点があります。
面白いほど共通しています。
独立やフリーランスになる場合で問題点が絞られます。
そしてその課題について、賛成する人、反対する人の意見がどちらもよくわかります。
代表的なことは以下の通りです。
- 独立こそ税理士資格の醍醐味
- 借入をしてこそ経営者目線になれる
- 人を雇用してこそ経営者の孤独がわかる
- フリーランスに借入やリースは不要
- 仕事場として事務所を借りた方がいい
- 自宅で十分、フリーランスに事務所は不要
- 資金をためておいた方がよい
- 0からのスタートは無謀、紹介ビジネスである
- ホームページでは集客できない
- ホームページは必須の顧客獲得ツール
- ブログで個人的な事は単なる日記である
- ブログは自分という人間を知ってもらうツール などなど
誰もが感じることや目にしたことがありますよね。
数冊読んではっきりした事
税理士独立に関して限ると、上記の意見が共通していました。
困りますよね。
それぞれで相反する意見が拮抗しています。
これでは上記の課題ついての考えは人それぞれになってしまいます。
で、わかりました。
人それぞれでいいんだと思います。
独立する理由や志、自分が望むスタイルや働き方、仕事の取り方、進め方、使用する道具。
それらをどうしようが自分の自由だから人それぞれ=フリーランスなんですね。
他人からは、当たり前じゃん。
と言われるかもしれません。
でも改めてよくわかりました。
それをすべてひっくるめてフリーなのだと。
いろいろな人の考えや経験を少しでも知ることができてよかったと思います。
本というのはいいですね。
人生ってわかりません。。。
読んでいて感じたのが、フリーランス=独立をもともと考えていた方が多くいたという事です。
僕は子供のときから、絶対に個人事業はしないと誓っていました。
僕の父親が個人事業だったため、その大変さというのはわかっていました。
お金の面であったり、生活の面であったりよくぞ成人させてくれたと思います。
仕事がうまくいっていないときは、ピリピリした空気がありました。
子供ながらに、バブル経済崩壊(ちょうど3年生くらいかな)の頃は学校から帰ったら、家に誰もいなかったらどうしようと思ったりしました。
子供ってわかるんですよね。
ずっと家で親の仕事を見ていると、暇な時期だったりお金が大変な時だったり。
そういう姿を見ていたら、個人で商売をやるのはやめた方が無難だなと考えていました。
でも、人生ってわかりませんね。
そう考えていたのに、今は個人でやっていく準備をしています。
両親はどうやって僕にかかった費用を工面したのだろう。
どうやって仕事を獲得し、継続し、困難を乗り越えたのだろう。
35歳にもなって不思議に思います。
35歳にもなってその偉大さを知らなかった自分は、恥ずべき人間なのだと思います。
最後に最近読んだ本について
最近読み終えた本です。
有名なのかどうかわかりません。
参考になった事が多くありました。
自分が考えていた事と共通していた点もありました。
今後を参考になるものは積極的に手をのばしたいと思います。
何より読みやすいです。
テンポがよく、内容も分かりやすかったです。
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